FINAL FANTASY の映画について質問です。
パッケージを見る限りFFと関係あると思えないのですが、FFシリーズということですか?
正真正銘、スクウェアピクチャーズ製作のFFシリーズになります。
SF物でゲームみたいな内容と想像していた顧客の期待を裏切り、大して凄いアクションも無ければ、内容も面白くない。ただ全編が当時では珍しいハイエンドCGを用いられた映画です。アクションはあまりないので敵が出てくるシーンもあまりなくファントムと言うゲームのボムに似た敵がちょっとだけ出てきて銃で倒されるぐらいです。
このような内容なので、パッケージを見てもFFと関係が無いと思われても仕方がありません。
しかし、FFの生みの親の坂口博信氏の『輪廻理論』を用いたストーリーでFF7やFF9に近い思想で作られてはいます。
スクエニとしても黒歴史になるもので、スクエニ誕生のきっかけとなった映画です。
『史上最も失敗した映画』としてギネス記録に掲載され、スクウェアピクチャーズは倒産。親会社のスクウェアは経営が傾き、エニックスとの合併の要因となってしまいました。スクエニとしては隠しておきたい歴史なのです。
この失敗を踏まえたのか、野村氏が監督を務めた『ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン』ではCGだからこそ表現可能なアクションを前提に実写では不可能なアクションを中心に作られています。
坂口氏はこの映画以降、FFシリーズ総監督として関わっていましたが、後ろめたさから製作にはあまり関わらず、FF10-2を最後にスクエニを退社し、独立することとなります。原作者であり、シリーズのまとめ役だった人間を失ったことで、FFシリーズの乱発が始まることになります。
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